くるまを売却するとき、タイミングは重要な要素です。タイミングが悪ければ、くるまの価値が下がったり、買い手が見つからなかったりする可能性があります。では、くるまを売却するタイミングはいつがいいのでしょうか?この記事では、くるまの売却タイミングに関するポイントを紹介します。
くるまの売却タイミングのポイント
くるまの売却タイミングには、以下のようなポイントがあります。
- くるまの年式や走行距離
- くるまの状態やメンテナンス
- くるまの需要や市場動向
- くるまの税金
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
くるまの年式や走行距離
一般的に、くるまの年式は古くなればなるほど、くるまの価値は下がります。特に、5年目や7年目などの車検時期に近づくと、下落幅が大きくなる傾向にあります。また、走行距離が10万キロを超えると、故障などのリスクから敬遠されることが多くなり、商品価値が大幅に下落します。
新車は数年ごとにモデルチェンジをします、新型が発売されると旧型の価格は大幅に下落することが多いです、モデルチェンジが近い車種は、早めに売却するのが無難です。
くるまの状態やメンテナンス
くるまの状態やメンテナンスも、売却タイミングに影響します。傷やへこみ、汚れや臭いなどは、買い手に不快感を与えます。また、エンジンやミッションなどの重要部品に不具合があれば、整備が高額になるので買取査定は大幅に減額されます。したがって、普段からキレイに清掃して、定期的にオイル交換や点検を行うことで高値で売却することができます。もし、故障が原因で売却を考えている場合は、修理せずに、そのまま買い取ってもらう方が得になることが多いです。
くるまの需要や市場動向
くるまの需要や市場動向も、売却タイミングに関係します。例えば、季節によっても需要は変わります。夏はオープンカーやレジャーに使用する車、冬はスタッドレスタイヤ付きの4WD車が人気になるので1~2ヶ月前から相場が上がります。また、3月は就職など新生活のスタートに向けて新しく車の購入をする人が増えるので、中古車店は1月~2月頃に在庫を増やすので買取価格は高くなる傾向にあります。逆に新生活の需要が過ぎた4月と、いろいろと忙しくなる12月は、中古車の需要が低くなるので、買取価格は低くなる傾向にあります。
くるまの税金
最後に、くるまの税金も考慮する必要があります。例えば、自動車税は毎年4月1日時点の所有者が納付することになっていますが、売却する月によっては、売却後に納付しなければならない場合があります。軽自動車税は、還付制度がないので3月末までに売却すると余分な税金を支払わないで済みます。
下取り査定0円・買取価格0円と言われてしまったら
「支払いがないなら、まあいいか」は、とても損をしてしまいます。
そんなときは、「廃車買取専門店」に相談して下さい。
「廃車買取専門店」は、鉄やアルミなどの素材の相場や中古部品の相場で買い取り価格が決まります。中古車としての需要が無くなった車でも、素材の価値は変わらないので、基本的に数千円から数万円の値段が付きます。
しかも、廃車にすると、税金や保険の過払い分が返ってくるので、さらにお得になります。
まとめ
くるまを売却するタイミングは、くるまの年式や走行距離、状態やメンテナンス、需要や市場動向、税金などのポイントによって変わります。普段からくるまの価値を高く保つために適切なメンテナンスをして、市場の動きに合わせたタイミングで売却をすることが大切です。
(2023年7月3日公開、作成:三浦敏和)
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